
今回は坐骨神経痛についてお話をしていき、実際の症例や経過を載せていきたいと思います。
一般的には腰と臀部(お尻)・もも裏に痛みやしびれの症状が現れ、この症状でインターネットで検索すると坐骨神経痛が該当してきます。
しかし、これはあくまで症状の1つそれがわかったからといって症状が解決するわけではありません。
では考えられる原因は何か。。。
大きく考えられる原因は二つあり、骨に関係した症状か筋肉に関係した症状かです。
骨が原因に場合:腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症により神経圧迫を起こして痛みやシビレをおこしている。
骨や軟骨が出たり入ったりを繰り返すことがなく常に強い痛みや反射の低下、感覚障害などが起こる。排便・排尿障害などが起こった場合は緊急性を要する可能性もあります。
筋肉の場合は筋肉に対してのストレスの度合いにより痛みに強弱が現れ、朝動き始めが辛いが動かすと少し楽になるや過度の負担をかけた後に症状が増してしまう、痛みを感じる場所が少しずつ変化するなどが起こります。
あげた症状は一部ですが、当てはまる方はまだまだ改善の可能性があるので早めの対応が必要だと思います。特に症状が長引くと身体に余計なクセが出てきてしまい、より根本改善の為に時間がかかってしまう傾向にあるからです。
このように坐骨神経痛の症状が現れるものもいくつもありますが、実際に椎間板ヘルニアや狭窄症が原因でこのような症状が出ている方は全体の数パーセントと言われております。
中には・・・・
実際に当院で通院されている患者さんのケースを書いていきますね。
【患者情報】
60代男性、運動を頻繁にやっていたが徐々に太ももあたりに痛みを感じ始めたがすぐに治ると思いそのまま運動を続行。すると数日後からもも全体に強い痛みとふくらはぎまで症状を感じるようになり病院に来院。レントゲンをとるも年相応と言われ特に異常は見つからず湿布と投薬(血流をよくするもの・筋弛緩薬)により経過観察。数週間しても痛みは治まらず、インターネットで検索し青葉台にある当院へ町田市からお越しになりました。
【来院時】
痛みや痺れが強く、可動制限や運動制限が顕著に見られていました。動きによっては疼痛が増悪することもあり寝返りを打つことも辛い状態でした。本人は若干もも裏の痛みは減ったがももの前側にも痛みがあり足を少しズルような歩き方になっていました。
【検査・説明】
当院は先ず、身体の状態を把握するために身体を動かして頂き、ご自身の症状の感覚と実際の正常な状態との差を理解して頂くことから始めます。日によって症状に変化がある方は特に現状を確認することがとても重要になります。
*患者様によっては計測などもさせていただきます。
そして人体画像を見ながら身体の構造を理解していただき、原因の説明と治療内容の確認を行い、患者様にご納得した上で治療を開始します。(しっかりとした治療説明にお時間をいただいております)この説明も1つの治療だと考えております。
【治療】
ここまで説明を行い、治療前後の変化を必ず確認しその場でのお身体の状態の変化を確認していただきます。
Kさんの場合は前後に動きがとても悪く特に後ろに反る動作で症状が増悪している状態でしたが、治療後は症状残存するも動きの変化に本人もとても実感されていました。
【経過】
その後治療を数回続けていき、足の動きと共に身体の状態も改善していきました。3週間ほど経過してからは軽めに運動も再開していき状態の悪化もなくよい経過を辿っていくことが出来ました。
【現在】
日に日に改善がみられ、今ではいままで通りに運動も行えるようになり、元々お身体のケア意識も高かったので予防・ケアを兼ねて定期的に治療を行っております。
*Kさんのような症状や一般的に神経症状は経過が長くなるものが多いと言われていますが、しっかりと根本の改善を行うことで改善までの期間は大きく変化します。
今回も最後までお読みいただき有り難うございました。今後もさまざまな症状の対策や改善談を皆様に配信させていただきます。
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